2010年
2001年宇宙の旅に引き続き、続編の2010年を観た。
前作が私としては苦手な雰囲気だったので心配してたんだけど
勇気を振り絞って観てみた。
米ソ対立深まる2010年を舞台に、9年前に消息を絶ったディスカバリー号と
生き残りのボーマン船長、黒色板“モノリス”の謎などを謎を解き明かすために
再度、宇宙へ出る。
万能コンピュータ“ハル”が再び生命活動を始めた。
最期の全力発進は船員達との別れ、自滅を意味することを知りながらも、
選択に躊躇しなかったハルに感動した。
理由がハッキリすれば迷いはない、船員達の命を優先した。
米ソ関係が思わしくないのに、ソ連船に両国の船員がいるという状況も物語上重要になっている。
地球から遠く離れた木星近くで、両国の政情に翻弄されるその様は慰めの言葉も浮かばない。
結果として、そのような政情とは無関係に船員達は協力し合い信頼し合うようになる。
米ソ対立を描いた展開は1984年作品ならではといえる。
続編というということが大きいのか、2001年に比べて2010年は観やすかった。
ハルの異常な行動、ボーマン船長の最期、モノリスの正体など2001年で消化不良だったものが
2010年でハッキリとはしないものの、なんとなく感覚的にわかる。
エンディングでは生命の神秘にも触れ、より壮大な物語となったように思う。


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